高円宮杯プレミアリーグ 三菱養和SC―青森山田
新学年になって3年目のプレミアリーグが開幕です。養和の初戦は昨年4位の青森山田。天皇杯予選での守備崩壊から養和がどのくらい立て直したかがまずは見どころ。
うん、悪くない。フリーの選手をほとんど作らずに青森山田の有効なシュートはほとんど無し。青森山田が組織だった崩しがほとんど出来なかった事は割り引かなければならないけど(今年は大雪の影響でピッチを使った練習が不足しているらしい)、出だしとしてはこんなものでしょう。
攻撃に関しては「取り敢えずトップの木村陸人に当てる」という方針がブレてなくて好印象。去年は木村陸人がほとんど試合に出られなかった事もあって「困ったときに何をするか」という攻撃の軸がなかったものな。木村もよくボールを収め、サイドや2列目の選手に配給して攻撃を組み立ててくれました。そのうち木村をケアするために青森山田のサイドが手薄になって、いいクロスも上げられるようになりました。ただ、1年間フレッシュに働けるとは思えないので、木村が欠場する時にどうするかだな。
出来が良かっただけに、引き分けに終わったのが残念。こうして見ると、養和も毎年強くはなってるんだよな。周りのチームが養和以上に強くなってるから、成績は奮わないんだけど。プレミアリーグは日本サッカーのレベルアップを体感できる場です。
2013-04-07 23:57
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