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翠星のガルガンティア #1「漂流者」&#2「始まりの惑星」

故郷地球を離れ、宇宙に進出した人類は、宇宙生命体ヒディアーズと果てしない戦争を続けていた。人類宇宙同盟に所属するパイロット・レドはその戦闘の最中ワープ事故に巻き込まれ、見知らぬ惑星に飛ばされてしまう。原隊に復帰するためにレドは原住民の少女を人質にとって脱出を試みるが、原住民の施設の外に広がるのは一面の大海原だった。初めて見る光景にレドは愛機の支援システムに現在地の解析を命じるが、帰ってきた答えは「太陽系第三惑星・地球」であった……(以上第1話)

大海原に浮かぶ巨大船団・ガルガンティアの片隅に追い詰められるレド。だが、レドは愛機チェインバーを頼りに立てこもる。レドとの対話に失敗した船団幹部たちは善後策を講じるが結論は出ない。レドに人質にされた少女・エイミーは「ただ驚いているだけで悪い人には見えない」と大人たちに伝え、幹部もエイミーを出して再度交渉を試みる。レドはエイミーから現在の地球の状況を教えられるが、その時船団のサルベージ船が海賊に襲われる事件が起きる。エイミーはレドにサルベージ船を助けるよう依頼するが……(以上第2話)

ロボットアニメ……と見せかけておいて、実は海洋冒険アニメだったでござる[わーい(嬉しい顔)]。大航海時代並に技術レベルが下がった地球にオーバーテクノロジーなロボットを出すために第1話前半の宇宙戦争は機能していて、富野由悠季御大みたいに地面から巨大ロボットを発掘するのよりは説得力がある……のかな[exclamation&question]

「宇宙人」レドと「地球人」である船団の人々では当然言葉が通じないのだけど、レドの視点で語られるシーンでは地球人が意味不明な言葉を喋り、地球人の視点で語られるシーンではレドが意味不明な言葉をしゃべるという形で表現したのは秀逸。こんな事したら混乱するのが普通なのにちゃんと分かるものなぁ。視点をはっきり描写した演出家の勝利。

大海原に浮かぶ人類の生活拠点「船団」、船団内の交通に使われるグライダー、船団の電力供給源となる発電生物「ヒカリムシ」、夜に光るヒカリムシの集まる海流「銀河道」……魅力的な世界観を作ってくれました。今後が楽しみ。

しかし、13話でどこまで語れるんだろうか?いや、作った世界観を全部活用する必要もないんだけど。


2013-04-17 23:51  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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