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EVANGELION:1.01 ―You are (not) alone.

日本TVアニメ史上の最高傑作はエヴァ第25話(パイプ椅子の回)である……と思っている人はさすがに少ないんだろうなぁ[あせあせ(飛び散る汗)]。まぁ個人的にはあの回をリアルタイムで見れたことで満足しちゃっているので、その後のブームはピンと来なかったりするのです。旧劇場版も結局焼きなおしただけだし、パイプ椅子と「おめでとう」で謎もへったくれもなくキレイに終わっていると思うんだけどなぁ。

庵野さん自身が全く納得できてないのは分かるんだけどね。当初の予定を映像に出来なかったんだから。だから、庵野氏がリターンマッチを挑む気持ちは理解出来なくもないんだけど、「もう終わった話」という印象が拭えずに新劇場版は見に行かなかったのでした。

で、今回はじめて新劇場版を見たのですが、うーん、意外なほど元のまま。テレビ版とぜんぜん違うと聞いていたけど、それは2作目になってからなのね。もっとも、テレビ版最初の2話に関しては放送が決まる前に自腹で創っていた部分で(要するに、ぽっと出の青年監督がオリジナル作品やりたいといっても首を縦に振るテレビ局は無かったのですね。だから、2話位までは自腹で作ってテレビ局に持ち込んで監督自ら売り込んでいたと)、時間をかけて練っていた分だけ、今更改変できないのでしょう。

おかげで、「レイ、予備が使えなくなった。もう一度だ」という冷静に考えると変な台詞もそのまま残っていましたが(第3使徒と零号機の戦闘シーンがあったときの名残)、まぁ気にするほどのことじゃないのかな。

本格的にテレビ版と変わってくるのは第5使徒戦のあたりからで、次々と形状を変化させながらビームを周囲に乱射するのは見ていて面白かった。こういうのを見ると、CGって便利だよなぁ。ポジトロンライフルによる長距離射撃をカモフラージュするための総攻撃とか、1度目の攻撃が失敗した後のシンジ君の再起とか、見所がたくさん。これくらいやらないと入場料は取れないよね。

ともあれ、当初の予定だった月から使徒(エヴァ)が降ってくるというストーリーに向けて順調に滑り出したのではないかな。庵野監督の15年越しのリターンマッチは実るのか[exclamation&question]請うご期待。

P.S.
ミサトさんがシンジにいきなりリリスのことをばらしていたけど、冷静に考えると戦う目的を教えずにこき使っていたんだから酷い話だよね[たらーっ(汗)]

あと、新劇場版では地下に眠っているのが最初からリリスになっているのは、テレビ版では行き当たりばったりに話を作っていたからアダムからリリスに急遽設定が変更されたので、新劇場版では最初からリリスにしたというだけのような気もしたりして[わーい(嬉しい顔)]


2009-07-04 05:01  nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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